1984年から10年に渡って続いた冒険マンガ「ドラゴンボール」。
どんな願いも叶えてくれる龍(シェンロン)を呼び出せる7つの玉を集める冒険活劇だ。
TVアニメにもなり、子供はもちろん大人も夢中になって見ていたものだ。
そんなドラゴンボールの中で特に秀逸な設定が、物語の中盤で出てくる「スーパーサイヤ人」。
主人公 孫悟空をはじめとした主要キャラクターが、変身することで爆発的な戦闘能力を発揮する。
バドミントンの上達にも、彼らほど極端ではないにしろ、「一瞬で強くなる部分」は確実に存在する。
フットワーク・スマッシュ・シャトルのコントロール・・・
これまでいくら練習してきてもできなかったことが、ある日パズルのピースがハマるように噛みあう。
すると、他にもあったできなかったことが、次々と連鎖的にできるようになる。
これが「上達の流れ」だ。
さて、この上達の流れにうまく乗るために、1つ覚えておきたいことがある。
それは、「ある日突然うまくなった自分を受け入れてやること」だ。
うまくなったという予感をスタートに、そのプレーを集中的に反復することで技術は定着する。
しかし、「こんなに急にうまくなるわけがない。」という意識を持ってしまうと、みすみす上達を逃すことになってしまうのだ。
これではあまりにもったいない。
根が真面目な人には、強くなるには継続的な練習で少しずつ上達するしかないと考える人が多い。
それはそれで素晴らしいことだ。
だが、度を過ぎた謙虚さは、逆に成長を妨げる原因にもなることを知っておくようにしたい。
■ 今日の格言 「スーパーサイヤ人は実在する」