芸人はバドミントンでもブレイクする

勝つための46秒バドミントン語録

ブームは終わったといわれているが、根強い人気がある「お笑い」。

テレビでお笑い芸人の顔を見ない日はないし、お笑いスクールがオーディションを開けば、毎回多数の応募者が集まるという。


不況の続く日本に笑いと元気を振りまく彼ら。

しかし、彼らが全員、面白くバイタリティにあふれる人間かと言えばそうでもない。


● テレビでは暑苦しいほど元気でもプライベートでは無口

● チャラいキャラで売り出しているのに、実際はまじめ

● お笑いライブでは爆笑をさらうのに、家族にはつまらないといわれている

といった例は、いくらでもある。


そんな彼らが、なぜブレイクできたのか。

答えは、自分のキャラを設定し、それを「演じている」からだ。


人間は、役を演じることができる動物だ。

たとえば圧倒的な表現力で不動の人気を得ている劇団の「劇団四季」。

その演技は、観客の心を大きく揺さぶる。


しかし、出演している俳優や女優に、演目と同じ体験をしたものがいるだろうか。

実体験を元に、殺人者を演じることなど不可能だ。

要は割り切り、思い込みなのだ。


バドミントンも同じだ。


「もっと強気な攻めができれば、勝てるのに。」

「追い込まれたらすぐあきらめるこの性格は、バドミントンには向いていないかも。」


と悩む前に考えてほしい。


強い選手が全員、生まれつきメンタルが強いわけではない。

多かれ少なかれ、どんな人でも理想の形を演じているのだ。


自分を変えるのは、確かに難しい。

しかし、理想の自分を演じることはできるはずだ。


■ 今日の格言 「芸人はバドミントンでもブレイクする」


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