バドミントンのルールには、サーブはサーバーのラケットで打たれる瞬間、シャトル全体がサーバーのウエストより下になければならないという規約があります。
これが、バレーボールやテニスのように強烈なサーブが打てない要因であり、より複雑な駆け引きをつくるバドミントンならではの魅力とも言えます。
さて、ここで1つ疑問が出てきます。
サーバーのウエストの高さというのは、具体的には何をもって判断されるのでしょうか?
規約ではこのように定義されています。
ウエストは肋骨の一番下の部位の高さで、胴体の周りの仮想の線とする。
ただ、人の体は個性があるため胴長の人もいれば、足の長い人もいます。
ましてやプレーヤーは全員ウェアを着ている上に、シャツをズボンの外に出しても良いとされているため、正確なウエストラインを把握するのは困難です。
そこで、現在バドミントンの審判員は、そのサーブがウエストラインより下で打たれているかどうかを、ヒジの位置を基準に判断しています。
審判をされる際の参考にしてくださいね。