いい結果を出したとき褒められたら誰だってうれしいものです。
でもちょっと待ってください。
褒めれば褒めるほど、期限が悪くなってしまう人もいるってご存知ですか?
そういう人の扱い方を間違えると、悲劇が起こります。
そんなことにならないように、今回のストーリーをご覧ください。
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いい結果を出したとき褒められたら誰だってうれしいものです。
でもちょっと待ってください。
褒めれば褒めるほど、期限が悪くなってしまう人もいるってご存知ですか?
そういう人の扱い方を間違えると、悲劇が起こります。
そんなことにならないように、今回のストーリーをご覧ください。
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打ち上げで飲みすぎると、泣きながら苦労話を語りだすのが欠点だが...
そんなソネさんが、今日はメンバーを褒め倒している。
左手には「部下を褒めて会社を伸ばそう」という一冊の本。
どうやら、ビジネス書に影響されたようである。
「ユウヤ君、いいスマッシュ打つようになったねぇ~。」
「今のゲームで勝負を決めたのはサツキちゃんのネットプレイだね。」
褒められて悪い気のする人はいない。
みんなどこか自信を持ってノビノビとプレイしている...ように見えたのだが...。
なぜか女性陣の反応はイマイチで、冷ややかな感じさえする。
きっと恥ずかしがっているんだろう。
そう思っていたソネさんは、その後、とんでもない現場を目撃することになる。
練習が終わった帰り道。
たまたま前を歩いていたのは、いつも仲のいい女性3人組。
後ろをソネさんが歩いているとは露知らず、口から出たのは...
「ソネさん、できる子ばっかりひいきして、イヤな感じ~。」
「選手のことをちゃんと見ないでコーチされてもねぇ~。」
「いつも国体に出たとか言ってるけど、ウソくさいよね~。」
ガビーン。
慣れない本まで読んで、こんなに一生懸命教えているのに、どうして分かってくれないんだ。
俺はただ、なにわスマッシュのみんなに強くなって欲しいだけなのに。
これが、これが現実かぁぁぁぁぁぁ。
その夜を境に、ソネさんは褒めることをやめて、鬼コーチに逆戻り。
更にパワーアップしたソネさんに、気の弱い女の子は泣いてしまう有様である。
ただ褒めただけなのに。
何で、こんなことになってしまったのだろうか。
ポイント
褒めるというのは、人を伸ばすのにとても効果のある方法ですよね。
バドミントンに限らず、というよりスポーツに限らず様々な分野で注目されています。
しかし、これもあるポイントを外してしまうとむしろ不快感を生み出してしまうので、注意が必要です。
あるポイントとは、人によってうれしい褒め方は違うということです。
まずは自分のやったことによる成果や結果を褒められる褒め方を好む人。
こういう人は多少厳しいことを言っても、成果や結果を褒めることでモチベーションが高まります。
褒め方も少し大げさなくらいの方が効果があります。
反対に、成果や結果よりも、やったことの内容や過程を褒める褒め方を好む人がいます。
こういう人は、いつもやっているけれど、なかなか気づいてもらえないことを褒められるととても喜びます。
もう分かりますね。
ソネさんは、メンバーの成果・結果だけを褒めていました。
後者のタイプの人はフラストレーションをためてしまいます。
ソネさんが、
「サツキちゃんのネットプレイが光ったのも後衛の○○さんがちゃんとフォローしてたからだね。」
と付け足していれば、こんな結末にはならなかったはずです。
本当に小さな違いですが、重要ですよ。
【 本日の教訓 】
~こまめに水をやらないと枯れてしまう花がある~
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