公式なバドミントン大会で使用される用具は、すべて日本バドミントン協会の検定・審査に合格したものでなければなりません。
当然、自作したものなどは使用できません。
検定・審査の対象は多岐にわたります。
まず検定の対象になる用具は、「ラインテープ」、「コートマット」、「ポスト」、「ネット」、「シャトル」、「ラケット」となっています。
審査の対象となるのは、「ウェア」、「ストリングス」、「シューズ」、「得点表示装置」、「審判台」と規定されています。
審判台などは何でもいいような気がしますが、厳しいですね。
ちなみに、検定と審査の違いは規約には明記されていませんが、基準の違いによって便宜上、言葉を分けているようです。
さて、この基準も少しずつ変わってきています。
例えばウェア。
以前は色にも厳しい規定があり、全体の80%以上に白色を使っていないものは公式戦に使うことが認められていませんでした。
しかし、今では日本リーグをはじめ、大きな大会でスター選手が派手な色のウェアを着るようになっています。
バドミントンの人気をより高めていこうという、時代の流れでしょうか。