バドミントン用具解説 ラケットフレックス編

フレックスラケット用具

バドミントンラケットのフレックスとは、ラケットの硬さ・しなりのことです。

フレックスは、厳密にはシャフトの硬さのことを指しますが、一般的にフレームのしなり具合や、シャフトとグリップの接合構造も含めたラケット全体の柔らかさのこととして扱われます。

柔らかいラケットは、そのしなりで弱い力でもシャトルを遠くまで飛ばすことができます。

また、少しくらいタイミングがずれてもラケットがそれをカバーしてくれるので初級者向けと言えるでしょう。

一方、固いラケットはパワーロスが少なくコントロール性に優れています。

パワーのあるプレーヤーが使えば、強く正確なショットを生むことができるため、上級者向けモデルほどフレックスが硬くなる傾向があります。

しかし、タイミングがずれるとシャトルにパワーが伝わらないため、初心者には扱いにくいラケットと言えるでしょう。

そんなラケットですが、各メーカーの努力で素材や構造は日々進歩しています。

柔らかいラケットでもパワーとコントロールが両立でき、硬いラケットでも軽い力でシャトルを飛ばせるようになってきました。

すぐに買う予定はなくても、バドミントンショップを訪ねて新しいラケットを振らせてもらってみてはいかがでしょうか。


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