イチロー。
野球に関心がなくても彼の名前を知らない人はいないだろう。
ベースボールの本場アメリカでも結果を出し続けるトッププレーヤーだ。
打撃・守備・走塁・・・あらゆるプレーを高いレベルでこなすイチロー。
しかし、特筆すべきは何と言っても「安打製造機」の異名をとるヒットの数だろう。
メジャーリーグで、シーズン200安打を10年に渡って達成し続けたことは、文句なしの偉業である。
そんな彼は、毎シーズンの目標を「打率」ではなく「安打数」で立てている。
打率であれば下がることもあるが、打数は下がることはないため、常に前向きな気持ちを保てるからだという。
これは野球に限らず、バドミントンにも応用できる考え方だ。
例えば、「試合でのスマッシュ決定率を何割にする」という目標を立てたとする。
だが思うように決まらなければ、下がり続ける決定率を見るたびにモチベーションが下がってしまう。
しかし、「スマッシュで何点とる」といった目標だったらどうだろう。
たとえ達成できなかったとしても、日々積み上げられていく数字に、喜びを感じることができるだろう。
目標は立て方次第。
たとえ結果は同じでも、モチベーションに大きな差が出る。
常に前向きな人は、そのことを知っている。
だからこそ、どんな時でもコツコツと自信を積み重ねることができるのだ。
■ 今日の格言 「めげない選手はイチローを尊敬する」