デビルマンが強いのはテレビの中だけ

勝つための46秒バドミントン語録

デビルマンというアニメがある。

少し古いので、若い世代は知らないかもしれないが、いまだに根強い人気のある作品だ。


デビルマンはデーモン一族最強の戦士。

魔王の命により、人間界の侵略にやってきたが、一人の少女を愛してしまい、一族を裏切る。

その結果、人間の味方として一族を敵に回すことになる。

たった一人の親友だったドランゴにまで命を狙われる、なんとも孤独な戦士だ。


バドミントンのシングルスも、孤独なスポーツといわれている。

一度コートに入れば頼りになるのは自分の実力だけ。

そんな孤独の中、1人きりでプレッシャーと戦う選手は多い。

だが、本当にそうだろうか。


● チームメイトや観客がどれだけ自分を応援してくれるか。

● 審判たちがどれだけ自分に有利なジャッジをしてくれるか。

● 自分がその会場やコートにどれだけ慣れているか。


そんなことでさえ、極限の勝負では追い風になる可能性を秘めている。

大切なのは、そんな小さな味方たちをどれだけ大きく、強く育てることができるかだ。


普段からチームメイトと良好な関係を築けているだろうか?

審判に少しでも良い印象を持ってもらえる言動をしているだろうか?

会場を事前に下見し、少しでもアドバンテージを稼ぐ手間を怠っていないだろうか?

できることはたくさんある。


バドミントンの勝敗は、実力を積み重ねる足し算ではなく、運と実力の掛け算だ。

あと一歩で勝利を逃すプレーヤーは、運に足元をすくわれていることが多い。

そして、運は呼び寄せる準備をしているものにだけ訪れるのだ。


■ 今日の格言 「デビルマンが強いのはテレビの中だけ」


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