ご存知の通り、バドミントンにはシングルス、ダブルス(ミックスも含む)の2種類があります。
当然、コートの種類もシングルス用と、それより少し広いダブルス用のコートがあります。
ところで、場合によっては、シングルスだけの大会、ダブルスだけの大会が開かれることがあると思います。
その際は当然それぞれのバドミントンコートをつくることになるのですが、ここで注意点があります。
競技規則では、シングルス専用のコートをつくることは認められていますが、ダブルス専用のコートをつくることは認められていません。
労力とラインテープが余計にかかりますが、ダブルスだけの大会でもコートにはシングルス用のサイドラインを足さなければいけません。
シングルス専用コートをつくる際は、バックバウンダリーラインはロングサービスラインを兼ねることになります。
また、ポストまたはストリップ(サイドライン上のネットの位置を示す目印となる幅40mmの布や紙)を、サイドライン上に設置しなければいけないことになっています。
オプショナルテスティングマークの設置もお忘れなく。
最後に余談ですが、バドミントンコートは、ダブルス用コートの対角線は14.723メートル、シングルス用コートの対角線は14.366メートルというように、かなり細かく規定されています。
これに完全に準拠するのはかなり難しそうです。