バドミントン大会における審判員には、コートでゲームをジャッジする主審・線審(ラインズマン)・サービスジャッジの他にも
・競技役員長(レフェリー)
・競技審判部長(デピュティーレフェリー)
・競技審判副部長
というように3つの役職があります。
今回はこの中の競技審判副部長について解説します。
規約では、競技審判副部長は、競技審判部長(デピュティーレフェリー)を代行または補佐する責務を持つと定められています。
万が一、競技役員長(レフェリー)と競技審判部長(デピュティーレフェリー)が何らかの理由で不在の際は、その大会の運営および審判に関するすべての責任を負わなければなりません。
規約では、競技審判副部長をするには、日本バドミントン協会が認定する2級以上の公認審判資格を持っていなければならない、と定められています。
また、協会の理事や、その大会の主催連盟役員・主管団体役員を兼ねていることもあります。
バドミントンの大会運営は、プレーヤーが思う以上の重労働。
それが円滑に開催されているのは、縁の下の力持ちである彼らの努力の結果なのです。