バドミントンのセティングに関するルール

セティングルール

バドミントンのゲームは、ご存知の通り2点以上の差をつけて21点目を取ったサイドが勝者となります。

では、2点差がつかない場合はどうなるか?

この時適用される規約が「セティング」です。

テニスやバレーボールでいう「デュース(ジュース)」ですね。

バドミントンの場合、もし20対20になったら、さらに延長ゲームとして2点差がつくまでゲームは続きます。

ただし、それではいつまでたっても決着がつかないことも想定されますから、規約でどちらかが30点目を取ると、2点差がつかなくてもその時点でゲームは終了すると定められています。

今では強制的に行われるセティングですが、ラリーポイント制導入前は追いつかれた側のプレーヤーが任意でゲームを継続するかどうかを決めることができました。

その際は3点差がつくまでゲームが続行されます。

ただ、後からセティングを取り消したり、改めて希望することができないため、ここでの駆け引きが勝敗に大きな影響を与えていました。

サーブ権がなければ点が動かないため、長期戦になることもありました。


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