野球のイチロー、レスリングの吉田沙保里、卓球の福原愛、ゴルフの石川遼、水泳の北島康介、などなど。
どれも説明不要なくらい有名な、世界レベルの選手たちです。
そんな彼らの試合後のインタビューを聞くと、あることに気づきます。
彼らは言います。
「今日はいつも通りできた。」
「今日はいつもより集中できなかった。」
「今日はいつもより体が動かなかった。」
要するに、彼らは自分のベストがどれくらいで、それと比べてその日どれくらいのパフォーマンスが発揮できて、その原因が何かを知っているのです。
自分の状態を客観的に見ることができると、勝っても負けても次までに取り組むべき課題が明確になります。
逆に、この客観性がないとそれ以上伸びるのは難しいでしょう。
まずは、今日は最高のバドミントンができたと思う試合の後、何がどう最高だったかしっかり分析するようにしましょう。
特にバドミントン初心者は、勝ったから良かった、負けたからダメだったという思考に陥りがちですが、それでは先に進めません。
そこから抜け出せるかどうかが、上級者になれるかどうかの重要な分かれ目ですよ。