ミスをなくすための考え方

ミス

ミスが続いたり、思ったようにいかなかったり。

そんな時はもっと頑張る、ではなくこう考えてみてください。

きっと問題は解決します。

それではストーリーをどうぞ。

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今日も練習に汗を流したなにわスマッシュのメンバーたち。

夕方、1日の締めくくりとして、実戦形式のゲームが行われた。

今日の顔合わせはサツキとキョウちゃんである。


ゲーム中盤。

集中力の続かないサツキにミスが出始めた。

いつもだったら絶対、相手に楽をさせないのに、チャンスボールが返ってしまう。


これはチャンス!

思い切りスマッシュを打ちに行くキョウちゃん。

しかし、力が入りすぎていたのだろうか。

うまく決まらない。

一度目は飛ばしすぎてアウト。

二度目は当たり損ねてネット。

三回目は・・・何と空振りしてしまった。


その後2人の立場は逆転。

キョウちゃんに普段ならしないミスが目立ち始める。

バドミントンというのは不思議なもので、それまであんなに押されていたサツキが勢いを取り戻した。

そして、集中力を取り戻したサツキがそのまま勝利を掴んだ。

ゲームが終わって一人落ち込むキョウちゃん。


「ああ、負けちゃった...」


落ち込んでいるキョウちゃんの元に、それを見ていたソネさんが缶ジュースを持ってやってきた。


「キョウちゃん、お疲れさん。」

「あ、ソネさん。」

「今日は残念だったね。」

「はい、一度ミスをしたら次もするんじゃないかと不安になっちゃって。」

「そのとき、どんなことを考えていたの?」

「そりゃあ、もっとうまく打たなきゃ、勝たなきゃって思ってましたよ。」

「それじゃあミスが続くのも当然だね。」

「え?ダメなんですか?」

「それじゃ迷子と同じだよ。」


さて、ソネさんがキョウちゃんにしたアドバイスとは?

ポイント

残念ながら負けてしまったキョウちゃん。

ミスをした後、頑張ろうとすればするほどミスをしてしまう。

皆さんにもそんな経験、ありませんか?


バドミントンに限らず、ミスがかさんだり、うまくいかないときの解決方法は、もっと頑張ることではありません。

それは、「普段どおりの状態に戻ること」です。


これは自身の問題解決だけではなく、人にアドバイスをするときにも言えることです。


悩んだり苦しんだりしている人を見ると、つい「頑張れ」といってしまいがちですが、ここでやるべきなのは・・・頑張ることではありませんよね。


もしこんなアドバイスをしてしまっているとしたら、気をつけてくださいね。


【 本日の教訓 】
  ~間違った道は 間違った行き先に通じている~


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