西村顕治はバドミントンもパワフル

勝つための46秒バドミントン語録

西村顕治。

クイズファンならこの名前を知らない人はいないだろう。

20世紀クイズ王決定戦において、4回連続クイズ王の座を射止めたクイズ界の横綱。

「かかってきなさい!」の名台詞は、今でもファンの心に焼き付いている


彼には、その超人的な反射速度を物語るエピソードがある。

「アマゾン川で」まで問題が読まれた時点で解答ボタンを押し、正解してしまったのだ。


コンマ1秒の解答権争いは、正解への第一歩であると同時に、引っかけ問題によるお手つきのリスクもはらんでいる。

拮抗した戦いの中でお手つきをしてしまうと、解答権だけでなく流れまで相手に移ってしまう。


しかしそれでも、彼はスピードにこだわり続けた。

先手を取ろうという彼の迫力とスピードは、対戦者にとって相当なプレッシャーだったはずだ。

彼がクイズ王になれたのは、豊富な知識はもちろん、この強気な性格によるところが大きい。


バドミントンでもまったく同じことが言える。

特に戦ったことのない相手とのゲームで、様子見と称して控えめなプレーから入る選手は多い。

彼らは言う。


「序盤から慌てることはない。後半が勝負だ。」


しかし、そんな呑気なことを言っていて良いのだろうか。

相手に先手を打たれれば、どうしても受け身にならざるを得ない。

受け身の姿勢になっている時点で、積極的なプレーなどできるわけがないのだ。


その出遅れが、どれだけの損になるか考えてみよう。

勝負の基本は先手必勝。

後出しで勝てる勝負は、ジャンケンだけなのだ。


■ 今日の格言 「西村顕治はバドミントンもパワフル」


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