練習上手は自己啓発書を最後まで読む

勝つための46秒バドミントン語録

長引く不況への不安からだろうか。

この数年、能力向上や成功のための手段について書かれた本、いわゆる自己啓発書が幅を利かせている。

書店にいくと、「カンタンに倍の成果が出る」・「自由と豊かさが手に入る最短ルート」・「運動しなくても痩せられる」など、魅力的なタイトルが並んでいる。


自己啓発書には、最小の努力で大きな結果を出すための、効率的な方法を説くものが多い。

その内容も、独創的なものから二番煎じ的なものまで、玉石混交だ。


こういった自己啓発書を買っても成果をあげられない人がいる。

そういう人には、ある共通した特徴がある。


それは、効率を重視しすぎることだ。

彼らは本を読んでも、もっと効率的な方法があるはずだ、と書かれていることをそのまま実行しない。

著者の意図を読み取ることなく、これはやろう、これは必要ないというように、良いとこ取りしたりする。

そして、この本は自分には合わない、などと別の本を買いに行くのだ。


効率を重視しすぎるせいで逆に効率が悪くなることは、バドミントンの練習でもよく見かける。

自主練習などで、プレーヤーがメニューを持ち寄るときを考えてみてほしい。


全員の意見を取りまとめ、もっと効率的にやろうと話し合っているうちに、時間が過ぎてしまったことはないだろうか。

多少ムダがあっても、その時間を使った方が良かったのに、何とももったいない話である。


また、自分たちで練習メニューを組むときにやってしまいがちなのが、詰め込みすぎ。

いち早く多くのスキルを習得しようと、効率ばかりに気を取られ、量だけ多い練習メニューを組んでしまう。

質が伴わないから、結局身にならないということが起きてしまうのだ。


時間に限りがある以上、効率は確かに大切だ。

だが、実際に動かなければ見えないものがあるのもまた事実。

失敗やムダは、一度やってみなければ実感できない。

そこから何かを得ようとする意識があれば、ムダなことなどないのだ。


あなたが身に付けるべきは、効率の良い時間の使い方だろうか?

それとも、次につながる経験だろうか?

自分の胸に問いかけてみよう。


■ 今日の格言 「練習上手は自己啓発書を最後まで読む」


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