レギュラーになれる選手にはDJの素質がある

勝つための46秒バドミントン語録

毎日、軽快なトークと音楽で私たちを楽しませてくれるラジ、オや有線のDJ(ディスクジョッキー)。

最近ではインターネットでリスナーからの声を受け付けているが、一昔前はハガキかFAXだった。

悩み相談などとあわせて、夜な夜なリクエストを送った方も多いのではないだろうか。

熟練のDJになると「曲名はわからないけれど、歌い出しが確かこんなので・・・」といったリクエストにも応えてくれる。


今回はバドミントンとリクエストの話である。


監督やコーチから、試合のレギュラーに選ばれるのはどんな選手だろう。


強打が打てる選手だろうか。

レシーブ力のある選手だろうか。


もちろん、選考にはそういったスキル面も考慮される。

しかし彼らの選考基準は、それだけではない。


レギュラーに選ばれる選手の大切な要素は、

「自分のリクエストに応えてくれるか」である。


バドミントンを知る指導者は、単純な個人スキルだけで選手を選ばない。

我慢強いか・冷静か・パートナーを生かすプレーができるか・ムードメーカーになれるか・・・

など、様々な視点からチームバランスを考え、レギュラーを選ぶ。


だから、レギュラーになって試合に出たいと思うのであれば、まず彼らがどんなチームを作りたいかを知る必要がある。

その中で監督やコーチのリクエストを先取りできなければ、彼らの目に留まることは難しい。


実力さえあれば選ばれると考えている選手は意外に多い。

しかし、これはあまりに虫がよすぎる。

どんなに高性能な商品でも、顧客のニーズに合わなければ売れない。

それと同じで、監督やコーチの考えるチーム像に貢献できなければ、選ばれることはないのである。


媚びを売りたくない、自分を貫きたいと主張するのは、自分がいなければチームが勝てないと思わせるだけの実績を作ってからの話だ。

そのためには、1つでも多くの試合に出るしかない。

まずは、自分が求められている役割を正しく知ることから始めよう。


■ 今日の格言 「レギュラーになれる選手にはDJの素質がある」


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