強い選手は残業をしない

勝つための46秒バドミントン語録

この数年、サービス残業代を請求するため、労働基準監督署に駆け込む労働者が増えているという。

中には、1ヶ月で100時間以上残業しているにも関わらず、残業代が支払われていないというケースもあるという。

不況による人員カットなど、労働環境が懸念される話題だ。


熱心にバドミントンをやっている人には、居残り練習や自主練習で足りない部分を埋めようとする人が多い。

向上心を持ってバドミントンに取り組むのは良いことだ。

ただ、こういう人は一生懸命やっているつもりでも、密度の薄い練習をしていることが多い。

本人にそんなつもりはなくても、「後でやるから」と考えた時点で、無意識の内に時間はたくさんあるように感じてしまうからだ。


チーム内での練習は、後輩の指導などもあり、なかなか集中できないこともある。

だから1人で集中する時間を別に設けたいという気持ちはわかる。

しかし、一度緩んでしまった気持ちはそう簡単には引き締まらない。

チーム練習が終わって、いざ集中しようとしても結局だらけた練習になることがほとんどだ。

これでは、本末転倒である。


限られた時間に全力を尽くす大切さがわかるエピソードがある。

元サッカー日本代表監督のオシム氏は、居残り練習を禁止していた。

彼は、全体練習終了後にシュート練習をしていた選手を叱ったそうだ。


本当に強い人は、今この瞬間に集中する。

今できないことは、いつやってもできないのだ。


■ 今日の格言 「強い選手は残業をしない」


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