上達の早い人は絵もうまい

勝つための46秒バドミントン語録

ベティ・エドワーズという美術の教師がいる。

絵を教えることについては天才的と呼ばれている人である。

そんな彼女の教えに、こんな言葉がある。


「親指を描きたいなら、親指の周りの空間を描きなさい。」


輪郭を捉えるのは難しい。

そこで、被写体そのものを描くのではなく、その周りを描く。

一種の消去法ともいえるだろう。

もしかしたら、美術の授業で教わった人もいるかも知れない。


これはバドミントンにも応用できる手法である。


「やるべきことを明確にしなさい」というのは、どの指導者も言うことだ。

目標の明確化は、練習の効率化とバドミントン上達に欠かせない大切なことだ。


しかし、やるべきことは、1つ挙げれば「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と芋づる式に出てくるものだ。

これではとても集中などできない。


だが、「やらないこと」をベースに考えると話が変わってくる。

雑念が消え、本当にやらなければいけないことに光が当たるのである。


成長を続ける人は、複雑なことはしない。

余計なことをせず最短で上達するための、シンプルな仕組みを作っているのだ。


■ 今日の格言 「上達の早い人は絵もうまい」


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