違いのわかる男は達海の元に集う

勝つための46秒バドミントン語録

「GIANT KILLING」は、2007年よりモーニング(講談社)で連載されているサッカーマンガ。

といっても、サッカープレーヤーの話ではない。

この物語の主人公はチームの監督だ。


主人公 達海 猛(たつみ たけし)は、弱小チームETU(East Tokyo United)をその大胆かつ奇抜な戦略で勝利に導いていく。

毎回繰り広げられる番狂わせは、胸がスカッとする。


物語の序盤、達海が監督に就任した時、あまりに破天荒なチーム改革に、ベテラン選手たちは猛反発する。

そこで彼は、ベテラン組と控え組での練習試合を提案し、ベテラン組が勝てば今まで通りのやり方を守ると約束した。


結局、達海率いる控え組は、固い守備を武器にするベテラン組をスピードで崩して大勝を納める。

彼は言った。


「守備が武器?走れないだけだろ?それは武器とは言わねえよ。」


強みだと思っていたことが、実は弱点を隠すためのプレーだった。

これはバドミントンでもよくあることだ。

欠点を克服したことで、これが自分の強みだと勘違いしてしまうのだ。


もちろん、弱点を補うこと自体は決して悪いことではない。

だが、それを自分の強み=主軸にするのは、土台の不安定な建物と同じだ。。

絶対的な強みを持ちつつ、欠点・弱点を補強していかなければ、ETUのベテラン組と同じ道をたどることになるのだ。


自分の強みは、本当に揺らがないものだろうか?

胸を張ってそういえるか、もう一度考えてみよう。


■ 今日の格言 「違いのわかる男は達海の元に集う」


スポンサード リンク

関連記事