バドミントンのシャトルに関するルール

シャトル

バドミントンをするにあたって、なくてはならない道具がシャトルです。

このシャトルは、規約で以下の通り定義されています。

まずシャトルの素材は、天然・合成どちらでも良いことになっていますが、コルクの台に天然水鳥羽根をつけたシャトルと同等の飛行性がないといけないことになっています。

そして、羽の長さが62mmから70mm、羽の先端を結んだ直径は58mmから68mm、台は25mmから28mm、重量は4.74gから5.50g、と続きます。

ちなみに合成素材でできたシャトルは、天然素材で作られたものと比重や特性が違うため、ここから10%までの誤差が認められています。

使用されている羽根の種類や品質によって、かなりの価格差があるのもシャトルコックの特徴の1つですね。

バドミントンシャトルは12個を1本の筒に入れて販売されていることがほとんどですが、1本1,000円前後の激安品もあれば、公式試合に使うものになると1本4,000円を超えるものもあります。

主に使われている素材はガチョウかアヒルの羽根で、ガチョウの方が耐久性に優れていると言われ、価格も高くなります。

また、シャトルコックにはそれぞれメーカー共通の飛び番号(スピード番号)が割り振られていて、気温や湿度など、シャトル使用される環境に応じて飛びを調整するようになっています。

番号が大きくなるほど飛ぶようになっていて、気温が高い時は番号の小さなものを、低い時は番号の大きなものを使います。

なお、公式な大会に使われるシャトルは、さらに厳密なルールに基づいた日本バドミントン協会の検定を合格したシャトルが使用されます。


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