知らないと損するバドミントンのルール

ルール

練習の成果を発揮するバドミントンプレーヤーの晴れ舞台「試合」。

ここで勝つために一番大切なのはもちろん実力です。

しかし、知っているだけで試合を優位に進められることって意外に多いものです。

バドミントンのルールもその1つ。

今回は、2つのケースを例にあげながら、どう対処したらよいのかを紹介します。

それでは1つ目です。

●サーブレシーブ時、構えている途中に相手がサーブを打ち、ノータッチで決まった。

このとき一歩でも動いてしまえば相手のサービスエースで失点となります。

が、しかし。

ルールでは、相手がレシーブ体勢に入っていないときに打たれたサーブは無効であると定められています。

この場合、サーブがコートに落ちるまで静止しておけば主審からコールがかかり、やり直しになるんです。

ただ、レシーブ体勢に入っているかどうかの判断は主審に委ねられます。

きちんとアピールしないとインプレーとみなされてしまいますので、注意が必要です。

2つ目はこちら。

●ラリー中、ネットを超えたシャトルが、ネットに引っかかり止まったとき。

ヘアピンを打たれたときなどに起こるケースですね。

このシャトルを無理矢理打ちにいって失敗すれば当然、相手のポイントになってしまいます。

しかし、主審のコールがかかるまで触れなければ、それまでのプレーが無効になるんです。

ちなみに、ネットを越える前に引っかかれば、相手のフォルトになります。

今回ご紹介したのは、いずれも主審がプレー続行を不可能とみなしたとき、やりなおしを命じる「レット」というルールです。

ただ、このルールは主審がコールしなければ発動しません。

勝手な思い込みでプレーを中断すると損をしますので、注意しましょう。


スポンサード リンク

関連記事