メンバーの心を開く情熱の伝え方

メンバー

同じ目的のもとに集まる仲間ですから、もっともっと心を開いて話をしたいですよね?

付き合いの浅いメンバーはもちろん、顔なじみのメンバーだって、まだまだ知らないことがあるかも知れません。

話し方や、話の内容ももちろん大切ですが・・・実はこんなことでも相手の心は開けるんですよ。

それではストーリーをどうぞ♪

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ソネさんは数人のメンバーにアドバイスをした後、パイプイスに腰掛け、1冊の本を取り出した。

有名なバドミントンコーチが書いた指導の参考書である。


向上心の強いソネさん。

なにわスマッシュのメンバーを強くするため、日々指導技術の向上に努めている。

今日のテーマは『相手の心を開く方法』だ。


(う~ん、やっぱり日頃の地道な努力なのかなぁ。)


そう思っていたところ、休憩をとるためにキョウちゃんがやってきた。


「ソネさん、どうしたんですか?また難しい顔をして。」

「あ、キョウちゃん。」


チームでも人気者のキョウちゃんだったら、何かコツのようなものを知っているかも。

そう考えたソネさんは参考書を閉じて、席を立った。


「...というわけなんだよ。」

「なるほどですね。ソネさん、がんばってますね。」

「あははは。で、キョウちゃんはどう思う?」

「うーん、そうですねぇ。信頼できる人だって思ってもらうのが一番ですけど。」

「そうだよね。やっぱり地道な努力で信頼を築いていくしかないのかな。」

「あ、でもちょっとしたことですけど、すぐにできることもありますよ。」

「え?そうなの?ちょっと教えてくれない?」

「いいですよ。それはですね...」

「...え?そんなことなの?」

「まあまあ、だまされたと思ってやってみてくださいよ。」


午後の練習で、キョウちゃんのアドバイスを実行したソネさん。

確かに相手は、いつもより真剣に話を聞いてくれている。


さて、キョウちゃんがソネさんに授けた秘策とは?

ポイント

相手の心を開くには、やはり信頼関係が大切。

日頃のコミュニケーションなど、地道な努力は欠かせません。

それはバドミントンだけに限らず、人間関係全般に言えることです。


では、キョウちゃんのしたアドバイスとは何だったんでしょう。


それは

「話をするときはジェスチャーをとること」です。


そんなことで、と思われるかも知れませんが、ジェスチャーには大きな効果がふたつあります。


ひとつは自分の伝えたいことが相手に伝わりやすくなること。

そしてふたつめは、大きなジェスチャーを取る人が情熱を持っているように見えることです。


あなたも、自分に対して情熱を注いでくれる相手だったら、心を開く気になりませんか?

ただ、あまりに大げさなジェスチャーはわざとらしさが出てしまうので気をつけてくださいね。


【 本日の教訓 】
  ~心の扉を開く鍵は情熱である~


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