メンバーからの信頼を集める方法

メンバー

こう言っては失礼かもしれませんが、特にコレといった長所がなくても、人から信頼される人っていますよね。

そういう人はチャンスもめぐってくるし、ミスをしてしまっても多目に見てもらえたり、羨ましい限りです。

どうすれば信頼を集められる人になれるのでしょうか?

それではストーリーをどうぞ♪

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練習後、ロッカールームで着替えをするサツキ。

さて、家に帰ってビデオでも見ますか。


しばらくすると、ほかの女性メンバーも着替えにやってきた。

いつもどおり、他愛もない話をしているとこんな話題になった。


「サツキってユウヤ君とケンカばかりしているけれど、いつも一緒にいるよね。」

「ユウヤ君もまんざらじゃないって感じだし。」

「もしかして、サツキに気があるとか。」

「ちょっとやめてよ、そんなんじゃないったら。」

「あ~、赤くなった!怪しい~~~!!!」


帰り道、ユウヤのことを考える。


会社でもチームでもケンカなんてすることはない。

それなのにユウヤとはいつもやりあう。

嫌いなら近づかなければいいのに。


しょっちゅうケンカするけれど、ユウヤといるとどこか安心した気持ちになれる。

なにわスマッシュのメンバーも同じことを感じているのだろう。

バドミントンのことはもちろん、恋の悩みや人生相談などなど。

彼に相談を持ちかけるメンバーは多い。


ある日、会社でのこと。

サツキは、同僚との会話にとても気を使っていることに気がついた。


同僚たちは、表面上はうまくやっているように見えるが、陰口が絶えない。

自分もそう思われているのかと思うと、とても本音など言えない。


そういえば、ユウヤは誰に対しても裏表がない。

先輩にも後輩にも、自分にも、いつだって本音でぶつかってくる。


自分がありのままの自分でいられる相手なんだ、ユウヤって。


次の練習日。

いきなり減らず口を叩いてきたユウヤに、どこかホッとするサツキだった。

ポイント

人間関係がどんどん複雑になる現代。

皆さんには、心から信頼できる仲間はいますか?

いつでもどこでも、というのは無理でも、大好きなバドミントンをやっている間くらいは、信頼できる仲間との時間を楽しみたいものです。


信頼のできる人というのは、話が上手で気づかいのできる人のように思われがちですが、そうではありません。

むしろ、不器用でもまっすぐにぶつかってきてくれる正直な人なのです。


しかし、本音でぶつかるというのは簡単なようで難しいことです。

自分の弱みを見せることもありますし、相手を傷つけることもあります。

だけど、その向こう側には揺るぎない信頼が待っています。


本音で接するためのポイントは、『信頼してもらおうとしないこと』です。

信頼してもらおうとすれば、必ず自分を取りつくろう部分が出てきます。


それよりも、まずは相手を100%信頼することを心がけましょう。

結果はあとからついてきます。


【 本日の教訓 】
  ~信頼は『されるもの』ではなく『するもの』~


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