本音が言えない人のための解決法

練習

本音を話したいけれど話せないことってありませんか?

原因はいろいろあるかと思いますが、相手を気遣いすぎて口を開けないという人って意外に多いものです。

せっかく大好きなバドミントンをやる仲間ですから、今回のストーリーを読んで、少しずつでも本音を話してみませんか?

それではストーリーをどうぞ。

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普段使っている体育館が改修工事のため、しばらく使えないことになった。

練習のために、新しい体育館をとらなくてはいけない。

ところが、普段そういった仕事を一挙に引き受けているユウヤが体調不良でダウン。


どうやらしばらくは復帰できないとのことなので、今回はサツキが代行することになった。

まあ3日前にでも電話すればOKでしょう、と軽く見ていたサツキ。


ところが、電話をかけてみるとどこも予約でいっぱい。

しかも、この辺りの体育館は、電話予約を受け付けておらず、直接出向いて用紙を書かなければ予約ができないようだ。


どうしようかと考えているところに心配したユウヤからの電話。


「悪いな、俺がこんなことになっちまって。」

「そ、そんな心配してないで早く治しなさいよ。」

「ああ、多分今週の練習には出れると思うから。体育館、取れそうか?」

「う、うん。 多分大丈夫。」

「そうか、この辺の体育館は早くとらないととれないから心配してたんだけど。サツキだったら無用の心配だったか。」


電話を切った後で押し寄せる後悔。


どうする?

もう一度連絡してとれなかったことを言おうか。

何とかしなきゃいけないのは分かっている。

でもこんなときにユウヤに負担をかけたら...

ユウヤ、バドミントンが絡むと怖いからなぁ。

解決策は出ないまま、夜は深まっていくのだった。

ポイント

人のことを気遣いすぎて本音が言えない人って意外に多いものです。

そういう人は、タイミングをみて、と考えているうちにタイミングを逃してしまいます。


特にサツキさんのような責任感の強い人ほどこういった傾向が顕著です。

あなたはそんな経験ありませんか?

でも、悪いことは早く言ったほうが結局後の手間も少ないんです。


「それは分かっているけれど...」


そんなあなたに、とっておきの方法をお教えしましょう。

それは

「できません」の代わりに「力を貸してください」を使うことです。

自分を頼って、力を貸して欲しいと言われて嫌な気になる人はいません。

そして、自分が精一杯やったこと、やる気と責任感があることをアピールできます。


また、シチュエーションが変わっても応用が可能です。

たとえば、直して欲しいことがある時は、自分が精一杯妥協した上で相手を見込んでお願いする。

要するに自分が全力を尽くした上で、相手を頼るという基本は同じです。


【 本日の教訓 】
  ~世間は思うほど冷たくはない~


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